Monday, September 04, 2006

Coolpix L3→脱線して携帯電話の話へ

半ば衝動的にCoolpix L3を買ってしまった。衝動的というのは少し言い過ぎで、実は以前持っていたCoolpix 3100のようなメモ用カメラを前から欲しかったのだ。用途としては、電車の時刻表、目に止まったイベントのポスター(場所や日時のメモ)、会議で使用したホワイトボード上にある板書の撮影、といったものだ。Coolpix 3100を売ったときは、携帯電話で代用できるから..という理由づけをしていたのだが、見込みの甘いことが分かった。例えば、携帯電話の場合は、時刻表や板書上の小さな文字がつぶれてしまい、使い物にならないことが分かったのだ。また、ズームやホワイトバランスなどについても不満が多く、はっきり言って出てくる写真がショボすぎる。
まあ、専用機ではない携帯電話の写真撮影機能に求めるものが大きすぎたと言えばそれまでだが、それにしてもひどすぎる。携帯電話会社は、端末を目新しくみせるために、インターネット接続、カメラ、音楽再生、テレビ、電子マネーなど、ゴテゴテと機能が増えていくばかり。特に、加入者の右肩上がりの増加に陰りが見え始めた頃から、端末への無駄な「付加機能」の充実が激化しているような気がする。自分の発想力の乏しさからか、端末への付加機能については、今後革新的なものが出てくるとは思えない。というか、無線LANアクセスポイントを使用して、SkypeをはじめとするIPフォンの端末化が進めば、既存の帯域を使用した携帯電話ビジネスの危機と言っても言い過ぎではないと思う。BBで知られるボーダフォン(日本法人)を買収した企業が、いつこの世界に踏み込むかについての興味が尽きない。

No comments: