Tuesday, March 06, 2007

DVDレコーダーが深刻な売れ行き不振

DVDレコーダが、深刻な売れ行き不振のようだ。とは言っても、世帯普及率は40%台なので、市場自体が飽和しているようではないし、「世帯」普及率なので、一家に複数台のテレビがある昨今を考えると、まだまだ普及の余地はあると思うのだが。
引用している元記事が指摘しているように、操作が複雑だとか、コピーワンスの制限だとか、ブルーレイ等の次世代DVDだとかいろいろな原因が考えられる。しかし、正直自分としては、「ビデオで十分じゃん」が一番の理由じゃないだろうかと思う。いくらEPGで簡単に予約ができたって、録り貯めたりすることができたって、複数チューナ内蔵で観ながら録画できたって、結局人間が処理できる情報は限られているのである。よって、デジタル機器が便利になって、提供できる情報量が増えたとしても、人間が処理できなければ単に無駄なのだ。

巷に溢れる情報の荒波に立ち向かって自分自身を向上させることを放棄したわけではないが、その情報収集の対象として自分は「テレビ」を絶対に選ばない。そういった意味では、DVDレコーダのような家電製品が、他の家電やメディアとのマッシュアップやコラボレーション、フォーマットの変更以外の「予約・録画といったDVDレコーダ自身の機能拡充」という意味での革新的な発展を遂げるのは難しいと思う。

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