Sunday, August 19, 2007

地球を斬る (佐藤 優)

連載された稿をまとめた本だが、その後筆者が加えた検証文があるのがとても面白い。外務省官僚や大学教授への歯に衣着せぬ表現およびその根拠や、北朝鮮とイランとの繋がりから中東を震源地にした第3次世界大戦への懸念など、自分がテレビなどのメディアから得られるものとは大きく異なる視点を与えてくれた。

情報を収集して分析するという筆者のようなプロではない自分ができることといえば、与えられた
情報を鵜呑みにするのではなく、咀嚼して疑問を持つ、換言すると「情報に対して能動的であるべき」ということだろうか。

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