Monday, April 30, 2007

出張で観た映画

今回は、出張でパリへ。戻ったのが昨日で、ゴールデンウィークの最初2日がつぶれてしまった。

1. 武士の一分 ★★★★☆
木村拓哉主演で話題になった映画だが、自分にとっては山田洋次と藤沢周平コンビ3部作の最後という意味合いが強かった。なぜなら、既に『たそがれ清兵衛』と『隠し剣 鬼の爪』を観たからだ。ハリウッド映画などの派手な演出に毒された身には、ストーリー展開や演出が新鮮で、また「こういった日本映画には頑張って欲しい」という思い入れもあり四つ星。

2. 犬神家の一族 ★★★☆☆
これは、過去に撮影された同名映画の本人(市川崑)によるリメーク。既に前作を観ていたが、それと比較して、殺人や死体が映るシーンの技術が向上したという程度の変化しかなかった。

Wednesday, April 18, 2007

eneloop USB充電器

前回のPOSTで書いたUSBCellに続いて、またまた電池関連製品。自分はeneloopを使っているので、これはこれで便利かも。また、ケーブルを本体に収納できるというのもイイ。単三が二本ついて2,000円だそうだ。
海外での使用を考えると、充電器のプラグ形状が異なったり、240V対応の割にはマージンが少なくてうまく動かなかったり(実際に煙が出たことも経験した)で、どうしてUSBCellやこのような製品がでなかったのかとこれまで不思議だった。一部キワモノグッズではあったものの、こういった大手が出してくれるのは安心できて精神衛生上良い。

Saturday, April 14, 2007

USBCell

USBポートから充電できる電池。これはいいかも。価格が高いのが気になるが、PCを毎日使う身としては、充電器を使うわずらわしさから開放されるのはありがたい。今はネットでの販売で、英国からの送料が掛かるため買うのを躊躇しているが、日本でも普通に買えるようになれば無線マウス・キーボード用に試してみよう。

Friday, April 13, 2007

Leopard延期

一時はBootcampのVista対応で遅れるといわれたLeopardだが、iPhoneへの開発リソース集中のために正式に延期されることとなった。うーん。iPhoneは日本にいる限りはすぐには恩恵にあずかることができないので、それが理由で延期になったのは残念。だが、この遅れで他社製品へ流れるというリスクのないところがAppleの強みだ。

Thursday, April 05, 2007

中華連邦

「The World is Flat」で引用されていたのを見て、少し古い(2002年初版)が、大前研一氏の中華連邦を読んだ。内容の多くが統計データに基づく考察で、結論の大意としては「製造では中国にかなわない。台湾は持ち前の言語力(北京語、英語、日本語)を駆使したビジネスのハブ、もしくはサービス等の付加価値の創出に努めるべきだ」というもの。これまでの製造業への固執によって悲観的な考え方の台湾人政府関係者に対して、非常にポジティブな提言をしているという印象を持った。「2005年に台湾は中国と統一」という今となっては当たっていない予言もあるものの、ポジティブな筆者の人柄が垣間見えるし、中国と台湾の関係についても、部外者/外国人ならではの歯に衣着せぬ発言はさすがだと思う。
やはり、人間としてたった一度の人生なのだから、「冷静に分析しつつ良いところを伸ばす」とか「常にポジティブ」といった姿勢は見習いたいものだ。