連載された稿をまとめた本だが、その後筆者が加えた検証文があるのがとても面白い。外務省官僚や大学教授への歯に衣着せぬ表現およびその根拠や、北朝鮮とイランとの繋がりから中東を震源地にした第3次世界大戦への懸念など、自分がテレビなどのメディアから得られるものとは大きく異なる視点を与えてくれた。
情報を収集して分析するという筆者のようなプロではない自分ができることといえば、与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、咀嚼して疑問を持つ、換言すると「情報に対して能動的であるべき」ということだろうか。
Sunday, August 19, 2007
Friday, August 17, 2007
特定保健用食品の使い分け
「トクホ」で知られる特定保健用食品の飲料に関する特集が日経であった。それによると、「食後の〜」というフレーズの場合、1〜2回の臨床実験、「〜が気になる方に」というのは12週間にもわたる臨床実験が必要なのだという。具体名を挙げると、「黒烏龍茶」の場合「食後の脂肪吸収を抑える」ということが実証されているため、逆に言うと既にある「おなかまわりの脂肪」へ対する効果は実証されていないのだ。逆に、「ヘルシア」の場合は、「体脂肪が気になる方に」であり、「おなかまわりの脂肪」には効果があるが、「食後の脂肪吸収を抑える」ことは実証されていない。要するに、目的別に飲むものを区別する必要がある、という事のようだ。
自分の場合、具体的には「好きなラーメンや焼き肉を食べた後には黒烏龍茶、気になるおなかまわりの脂肪のために平生はヘルシア」ということになるだろう。
自分の場合、具体的には「好きなラーメンや焼き肉を食べた後には黒烏龍茶、気になるおなかまわりの脂肪のために平生はヘルシア」ということになるだろう。
Tuesday, August 14, 2007
国家の罠 (佐藤 優)
佐藤優氏の「国家の罠」を読んだ。以下にメモ。
- 佐藤氏を陥れたのは、日本国による国策捜査
- 理由は鈴木宗男氏を逮捕して、政治的な影響力を弱めるため
- 佐藤氏曰く、鈴木宗男氏を逮捕する理由は、「公平分配モデル」から「傾斜配分モデル」、「国際協調的愛国主義」から「排他主義的ナショナリズム」へのパラダイム転換を引き起こすため
- 鈴木氏、佐藤氏の理念は、日本の国益→北方領土返還→2000年までの日露平野条約締結である
- 田中真紀子氏は、外交無知と鈴木宗男氏への嫉妬から、以降の日本外交政策に混乱を招いた人物
- 佐藤氏が指摘する鈴木氏の短所は、「他人が持つ嫉妬心に鈍感であること」
非常に興味深く読むことができた。
Thursday, August 09, 2007
Sunday, August 05, 2007
出張中に観た映画
今回はパリへ出張した。「やばい経済学」という本を読むのに時間を取ったため、一つしか映画を観ることができなかった。
(1) Shooter (★★★★☆)
Mark Wahlberg主演のサスペンスアクション。司令部の陰謀によって戦地へ置き去りにされて退役した主人公(凄腕スナイパー)が、要人暗殺にからんで騙されるというストーリー。ストーリーの大意は良くあるパターンだが、うだつの上がらないFBI捜査員を巻き込むあたりの展開や、サバイバル・スナイパー技術の映像や緊張感を楽しむことができた。
(1) Shooter (★★★★☆)
Mark Wahlberg主演のサスペンスアクション。司令部の陰謀によって戦地へ置き去りにされて退役した主人公(凄腕スナイパー)が、要人暗殺にからんで騙されるというストーリー。ストーリーの大意は良くあるパターンだが、うだつの上がらないFBI捜査員を巻き込むあたりの展開や、サバイバル・スナイパー技術の映像や緊張感を楽しむことができた。
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