Saturday, December 30, 2006

銀のぶどう

今日は妻と東京駅にある大丸で帰省前のお土産ショッピング。そのついでに「銀のぶどう」で洋なしのタルトとアップルパイを買った。

アップルパイ(最初の写真)は、アップルにしみ込んだシナモンの香りが印象的で、パイ生地もサックリサクサク。日本人にあわせた味というよりも、本場の本格的な味を再現しました、という感じだ。

洋なしのタルト(次の写真)は、写真のとおりきれいなデコレーションで目に訴えてくる。味はというと、中のクリームと洋なしの組み合わせが絶妙で、それにタルトの歯ざわりがあいまって非常に良い感じ。甘さもきつくなく、日本人好みという印象。

自分はシナモンの独特の香りが大好きというわけではないため、洋なしのタルトの方が好みだったけど、妻はアップルパイのほうが好みだったようだ。

Sunday, December 24, 2006

機内で観た映画

先々週にアメリカ出張かと思いきや、急遽中1週間でヨルダン・フランスへ。今回は一つしか映画を観なかった。というか、機内放送がアメリカ出張の時と同じラインアップだったので、これ以外は興味がなかったというのが実のところ。

(1) The Illusionist (★★★★☆)
Edward Norton主演のウィーンを舞台にした映画。小さな頃に身分の違いから引き離された二人が再会し、最終的には結ばれるという物語。Edward Nortonが演じるIllusionistの雰囲気とウィーンの雰囲気がマッチして物語以外の部分を楽しむことができた。個人的にEdward Nortonが好きだというのもあるが。

Friday, December 15, 2006

機内で観た映画

先週アメリカ サンディエゴへ出張したときに観た映画は以下。

(1) Udon (★★★☆☆)
お笑い芸人を目指していた若者が挫折して地元香川県に帰り、
うどんブームを起こすという物語。その後うどん店を経営して
いる父が他界して、父の味を取り戻すために義理の兄と奮闘。
うどんを題材にした物語自体はまあまあといった感じか。
しかし、どうもフジテレビが関わっているという「わざとらしさ」
みたいなものが映画の雰囲気を支配していたような気がする。

(2) Pirates of the Caribbean - Dead Man's Chest (★★★☆☆)
おなじみJonny Depp主演作品。一作目はそのキャラクター自体を
大いに楽しむことができたが、今回はそのキャラクターが周知
という状態であったため、物語自体のおもしろさがなければ...

Tuesday, November 28, 2006

Color Table

いつもリファレンスマニュアルを持っているわけではないので、これは便利。

http://www.finitojapan.com/cltable.html

Wiiのコントローラ

最近engadgetを見ていてよく見るのが、Wiiコントローラによる物損の投稿だ。左の写真はその中のひとつで、あとは「リアプロテレビのスクリーンが壊れた」とか、「友達をあやまって殴ってしまった」とかがあったと思う。いや、しかしここまで熱中するだけ面白いのだろうか。自分自身は(スーパーファミコンで)ゲームを卒業して10年以上経っており、面白い/面白くないを語る資格は無いのだが、一方で少しだけ興味があるのも確かだ。Nintendo DSとかも品薄が続いているようだし…まずは時間の確保が第一だけど。

ここ数年は仕事仕事で追いまくられていた感があるが、ゲームに限らず少しは仕事にまったく関係の無いことに時間を費やしたいものだ。

Sunday, November 26, 2006

National Geographicのカメラバッグ

以前のエントリで書いたNational Geographicのカメラバッグを買い、今日の撮影に持って行った。本当は、もう一つ小さいサイズのNG2343が欲しかったのだが、売り切れだったのとE-500とレンズが2本くらい入るのも欲しかったので、中サイズのNG2475(写真)を買った。行った場所は駒込にある六義園で目的は紅葉撮影のためだ。紅葉については自分の「写真日記」に詳しいが、カメラバッグ自体は本当に使いやすかった。大きさも良い加減で、一眼で撮影する際には常用して長く使えそうだ。これまでは安物のカメラバッグを買い続けてきたが、すぐにストラップがくたびれたり細かな作りが雑でほつれたりと、なかなか満足できずにいた。かといって、DOMKEとかBillinghamの高級品については、値段相応で耐久性は申し分ないのだろうが、どうもデザインが自分好みではなかった。今回は、デザインも値段も相応でさらに使い勝手もよく、久しぶりに良い買い物をした。

Monday, November 20, 2006

慶大と共立薬科大合併へ

2008年4月を目処に合併するそうだ。くるくるといわれた「全入時代」だが、ようやく大手私立大学を巻き込んだ流れになってきたようだ。自分が大学受験時代は、志願者がピークで最も競争率が激しかったことを考えると、少しうらやましいかも。とはいっても、社会人になって10年が経過し、学歴があまり意味のないものであることは分かっているが。

Tuesday, November 14, 2006

Teddy Bear USB Memory

これを見た瞬間は、しばらく笑いが止まらなかった。自分で買う気はおこらないけど。

Monday, November 13, 2006

メモメモ - Engadget

自分は、毎日チェックしているサイトがいくつかあるが、今日これが追加になった。

http://www.engadget.com/

Sunday, November 12, 2006

千葉のロゴ

こんなニュースがあった。

千葉初の県ロゴに県民からブーイング!

で、そのロゴがこれ。
どうも「ハズしている」感は否めないが、

これの右側とどう違うのか?まあ、右側はニューヨーク店のもので、日本では使わないらしいが。

Tuesday, November 07, 2006

メモメモ - Plone

総裁のWebサイトでも使われているみたいだ。

http://plone.org/

Monday, October 30, 2006

メモメモ - OpenLaszlo

http://www.openlaszlo.org/

うまいもの - アンジェリーナのモンブラン

池袋の東武デパートのB1Fにある、アンジェリーナのモンブランを食べた。一見それほど派手に見えないが、底にはメレンゲ、中には濃厚なクリーム、そして周辺には負けじと濃厚なマロンクリームという相当贅沢な一品だ。価格はふつうのショートケーキくらいのサイズで約800円と少し高めだが、特別な日にふさわしい一品だと思う。おなかと成人病を気にしなければ、毎日でも食べたいと思う。

Sunday, October 22, 2006

メモメモ - 定款、割賦

定款 = ていかん
割賦 = かっぷ

こんな難しい漢字、使う職業じゃないとわかんないって。

Saturday, October 21, 2006

物欲:カメラ用バッグ

10月27日発売らしい。欲しい(NG2343)。
リンクはここ

Saturday, October 14, 2006

景品の音楽プレーヤーがウイルス感染で回収

マクドナルドが景品で配布した1万個の携帯音楽プレーヤーの回収を決めた。原因はウイルス感染。ロードのリリース前ウイルスチェックという超キホンを怠ったのが原因だ。

様々なニュースサイトでこの件が取り上げられているが、そのすべてのニュースに「中国産携帯音楽プレーヤー」の文字が踊っている。意図的にそうしているかは分からないが。

彼の国の製品は「安かろう悪かろう」とか「コピー製品」というイメージがあるが、実は過去の日本製品もそうであったのは間違いない事実だ。今回の報道に見られる彼の国の言及が、「事実報道」なのか「プロパガンダ」なのかはさておき、近い将来に彼の国の製品品質が向上するのは間違いないだろう。そうなったときに日本はどのように生き残るか、もう少し範囲を狭めて、自分はどう生き残るかについて最近考えている。

Thursday, October 12, 2006

Paul Hunter死す

イケメンSnookerプレイヤーのPaul Hunterが27歳という若さで他界した。原因はガン。親友であるMatthew Stevensと共に次世代を担うと期待され、Masters2回優勝などの輝かしい戦績を残した。合掌。

Saturday, October 07, 2006

PowerBook G4 - その後(6)

環境も落ち着き、 メインとして使っている。とはいっても、ここのところとても忙しいので、FirefoxでWebブラウジング、Wanderlust on Emacsでメール、Skypeで電話・チャット以外に、特別な使い方は全くしていない。
ここまで来てあと不満なのが、日本語入力時に半角スペースを入れられないことくらいだ。ことえりは止めて、ATOKでも買うか。

あと、暇があったら、Javaとかのプログラミングで遊んでみる予定。

Friday, September 29, 2006

バッテリーリコール問題 - その後

DELLやAppleに続き、Lenovoのバッテリーが発火した。これを受け、SONY自身がPCのメーカを問わず、該当するすべてのバッテリーのリコールに踏み切った。それにかかるコストを考えると、民生品開発のリスクの大きさを実感する。
ただし、今回の場合はノートPCなので、火傷などの人的被害はそれほどでもなかったものの、携帯電話のような、身につけるデバイスで同じような事故が起こらないことを祈るのみだ。

Sunday, September 24, 2006

巨人 桑田

斎藤、槇原、桑田 v.s. 北別府、大野、川口という、巨人対広島の息詰る投手戦の3連戦をテレビで観ていた頃が本当に懐かしい。その6人の中で唯一現役だった桑田の巨人退団が決定的になった。本人は目標である200勝を達成するために他球団でも頑張るようだ。頑張ってほしい。

Friday, September 22, 2006

バッテリーリコール問題

今朝、PowerBook G4のバッテリーが届いた。以前にも書いたが、自分のは例のSONYの問題に関連して、リコール対象になっていたからだ。受け取るまでは念のためにバッテリーを外してPowerBook G4を使っていたが、あくまでも念のためであり、それほど危機感を持っていなかったのは事実だ。そこに以下のニュース。

http://www.flickr.com/photos/uvince/248443903/in/photostream/

確率は極めて低いとはいえ、外しておいて良かったと実感した。

少し得した気分

今日は、土曜日の秋分の日の振替で会社が休みだったので、少し得した気分だった。

という訳で、今日はすいている秋葉原へ行き、HP iPaq h2210を売却した。思ったよりも高額で買ってもらえたので、少し得した気分。

その足でPowerBook G4に接続するためのApple純正キーボードを買った(もちろんUS配列)。作りがしっかりしている割には3,000円程度で買うことができ、ここでも少し得した気分。


Sunday, September 17, 2006

A31pとお別れ

PowerBook G4への移行も完了し、今日ThinkPad A31pを手放した。英国在住時に現地で購入し、これまでメインとして約3年間使用してきた。UXGA(1600x1200)およびFlexViewから来る解像度と視野角は圧巻で、PowerBook G4 15"でも頼りなく感じるくらいだ。しかし、一つの環境に慣れすぎてしまう→発展がないという持論を持っているので、今回は思い切ってMacへ移行したのだ。まあ、少し後悔の念はあるが、液晶がついているノートPCを買ったが故の宿命だと思う。

Saturday, September 16, 2006

マイレージ

妻がカナダへ里帰りするということで、これまで自分がためたマイレージが使えないか調べてみた。今保有しているのは約60,000マイル。これまでのWebや定期的に届く案内から得た情報では、北米まで50,000でOKという認識だった。しかし、自社便にはカナダは含まれておらず、結局提携便しかないことが分かり、さらに提携便では75,000マイル必要であることが分かった。つまり、今回のフライトでは、自分のマイルでは不足しているというわけ。

よくよく調べてみると、提携会社のマイルは有効期限がない代わりに必要なマイルが多く、自分が利用している航空会社の場合は、有効期限がある代わりに必要なマイルが少ないということが分かった。

今年の末に約10,000マイルが有効期限切れになってしまうが、何に使おうか?

それよりも、自分ですらここまで理解するのに時間がかかったのに、一般の人は本当に理解しているのだろうか?何も知らずにマイルを毎年捨てているんじゃなかろうか。この難しいシステムは何とかならないのか?と思ってしまう。

メモメモ - Windows XP SP1 サポート停止

http://redmondmag.com/news/article.asp?editorialsid=7754

Sunday, September 10, 2006

Chelsea v.s. Charlton

シェフチェンコとバラックが加入して(ついでに駆け込みでアシュリー・コールも)、初めてフルのChelsea戦を見た。試合は2対1でChelseaが勝ち、ボールもほとんどの時間をChelseaが支配していたが、やはりシーズン序盤で連携はまだまだスムーズというわけではいかないようだ。一時期のReal Madridのように、個性が強すぎでまとまりのないチームになるかどうかだが、それはモウリーニョの手腕次第だろう。早速、Champions LeagueでBarcelonaとの対戦があるが、楽しみでたまらない。いよいよフットボールシーズンが熱くなってきた。

Saturday, September 09, 2006

The Hush Sound

先日新宿のCD店に妻と行ったときにたまたま試聴して買った。女性ボーカルの声がとても気に入っている。特におすすめは2曲目の「A Dark Congregation」かなあ。

Wednesday, September 06, 2006

キーボード好き

実は、自分はキーボード操作が大好きだ。できる限りショートカットを使い、ホームポジションから手が離れないようにしている。Windowsでは、xkeymacsを使って、すべてのアプリケーションでEmacsキーバインドを使っている。PowerBook G4でも、特別には意識していないのだが、ショートカットでの使い方を探しては覚えて...を繰り返している。そのうちショートカットで多くを操作するようになり、Apple+delete、Apple+R、Apple+S、Apple+Tなどなど、ウインドウの操作やボタン類の押下以外では、ほとんどマウスを使わなくなってしまった。やはり本格的にコンピュータをいじりはじめたのがDOSだからというのと、Emacsの存在がそうさせているのだと思う。

Monday, September 04, 2006

岐阜県裏金問題

同県出身者として情けないとしか言いようがない。また、同じ高校を卒業した同級生やOBが働いているのは明らかで、誠意ある謝罪と不正使用した税金を全額返却して欲しい。

Coolpix L3→脱線して携帯電話の話へ

半ば衝動的にCoolpix L3を買ってしまった。衝動的というのは少し言い過ぎで、実は以前持っていたCoolpix 3100のようなメモ用カメラを前から欲しかったのだ。用途としては、電車の時刻表、目に止まったイベントのポスター(場所や日時のメモ)、会議で使用したホワイトボード上にある板書の撮影、といったものだ。Coolpix 3100を売ったときは、携帯電話で代用できるから..という理由づけをしていたのだが、見込みの甘いことが分かった。例えば、携帯電話の場合は、時刻表や板書上の小さな文字がつぶれてしまい、使い物にならないことが分かったのだ。また、ズームやホワイトバランスなどについても不満が多く、はっきり言って出てくる写真がショボすぎる。
まあ、専用機ではない携帯電話の写真撮影機能に求めるものが大きすぎたと言えばそれまでだが、それにしてもひどすぎる。携帯電話会社は、端末を目新しくみせるために、インターネット接続、カメラ、音楽再生、テレビ、電子マネーなど、ゴテゴテと機能が増えていくばかり。特に、加入者の右肩上がりの増加に陰りが見え始めた頃から、端末への無駄な「付加機能」の充実が激化しているような気がする。自分の発想力の乏しさからか、端末への付加機能については、今後革新的なものが出てくるとは思えない。というか、無線LANアクセスポイントを使用して、SkypeをはじめとするIPフォンの端末化が進めば、既存の帯域を使用した携帯電話ビジネスの危機と言っても言い過ぎではないと思う。BBで知られるボーダフォン(日本法人)を買収した企業が、いつこの世界に踏み込むかについての興味が尽きない。

Saturday, September 02, 2006

ラマダーン

ひょんなことから「ラマダーン」の事が知りたくなってWebを調べた。それによると、「ラマダーン」とは「断食そのもの」を意味するのではなく、1月とか2月とかの「月」の名前で、9番目の月なのだそうだ。また、日の出から日の入りの間だけ食事をしないだけであり、日の入り後は簡単な食事をするため、完全な断食ではない。また、旅行者や病人といった合理的な理由がある人たちは当然免除になる。ラマダーンの1ヶ月が終了した後の祭りは盛大に行われるそうだ。
本当の内容を知ると、ラマダーンは日本の禅寺でもあり得ることであり、そんなに大げさなことではないことが分かった。今回の件を通して、自分の中のいろいろな知識が「にわか知識」であることを知らされる。

Friday, September 01, 2006

疲労

今週はとても忙しく、疲労がピークを迎えている。このメッセージの投稿時間を見れば分かるが、当然今日も「午前様」だ。
いつまでこんな日々が続くのだろうか?

Wednesday, August 30, 2006

PowerBook G4 - その後(5)

当初はMicrosoft Officeを買おうと考えていたが、よくよく考えてみると、仕事は自宅に持ち帰らないので、時々送られてくる添付ファイルを開く程度だということがわかり、結局NeoOfficeで様子を見ることにした。このようなオフィススイートがダタで使えるなんて、良い時代になったものだ。
一方で、ソフトウエア業界に身を置くものとしては、パッケージソフトウエアで対価をもらうというモデルがもはや成立しない時代になっていることを痛切に感じた。

Monday, August 28, 2006

PowerBook G4 - その後(4)

バッテリーのリコールが今熱いが、自分のPowerBook G4も対象であることが分かった。
うれしいんだかそうじゃないんだか。

Friday, August 25, 2006

PowerBook G4 - その後(3)

今週は、これまで撮影した写真データをメイン機であるThinkPad A31pからPowerBook G4へ移行した。Tigerに収録されているiPhotoでは、少し心もとない感じだが、少し様子を見てみよう。

Tuesday, August 15, 2006

久しぶりの秋葉原雑感

先日PowerBook G4を買うために、ヨドバシカメラとは逆側の秋葉原へ4年ぶりに行った時に、フラッシュメモリが安くなっていることが分かった。2GBのSDカードがなんと3,980円。新規格であるSDHCがリリースされたのが影響したのだろうか。あるいは、単に生産過多なだけなのだろうか。
また、Lenovoへの事業売却の影響からか、IBM時代のThinkPadの部品がジャンクとして多く流れていた。あれほど高かったThinkPad用の交換用キーボードが1,000円とかで売っているのをみると少し悲しくなってきた。まあ、これがデジタルの宿命か。

Monday, August 14, 2006

PowerBook G4 - その後(2)

PowerBook G4へメインの環境を移そうと奮闘しているところだ。Macを今まで本格的に使っていなかったので、戸惑うことが多く、普通にWindowsでできていたことができない歯痒さがある。今日はとりあえず、FTPと画像のリサイズをCyberduckとToyViewerを使ってできるようにした。なるだけApple純正のアプリを使うように心がけているが、iPhotoの画面リサイズは話にならないくらい直感的でなく、使いにくいので今後使うことはないだろう。あ、あと当然EmacsとWanderlustは動作しており、メールの環境は移行済みだ。という訳で、AppleのMailアプリもお蔵入り。あれ、「なるだけApple純正のアプリを使うように心がけている」じゃなかったっけ?

Sunday, August 13, 2006

ThinkPad X30売却

3年以上使い続けたThinkPad X30を売却した。スペアで持っていたキーボード(US)をつけて新品にしたのと、メモリが1GBだったのもあり、5万円+αで売ることができた。当時の購入金額が10万円程度だったので、充分に元は取れたと思う。英国にいるときにヤフオクで購入し、その後の海外出張の共として世界中を一緒に旅したので、少し思い入れもあったのだが、まあデジタルデバイスなんてそんなものだろう。結論としては、さすがにIBMだけあって、世界中を旅したり英国在住時の国内出張へ常に持参したが、堅牢でトラブルなしだった。Lenovoに売却されて以来のThinkPadはどうなのだろうか?以下にこのThinkPadと旅をした国および都市の一覧を思い出がてら列挙しておく。

  • 英国 (ロンドン、ケンブリッジ、ヨーク、ノーザンプトン、テルフォード、ニューカッスル、スラウ、ストラットフォード)
  • スコットランド (エジンバラ)
  • デンマーク (コペンハーゲン)
  • フランス (パリ、オルレアン、ベルサイユ)
  • ドイツ (ハノーバー、ベルリン)
  • オランダ (アムステルダム、デルフト)
  • アメリカ (ボルチモア、ニューヨーク、サンフランシスコ、オーランド)
  • 日本 (東京、横浜、埼玉、岐阜)
上を見ればわかる通り、自分が最も使い倒したノートPCだったのは間違いない。

インターネット不通

今日の昼間は雷雨だった。ニュースで山手線が落雷の停電によりストップ、とあったが、それと同じ時間帯に自宅のインターネット(ADSL回線)が不通になった。何か関連があるのだろうか?

今回、インターネットが不通の時間を経験し、自分がいかにインターネットに依存した生活をしていたかを実感させられた。まあ、その時間帯は妻とDVD(Kikujiro)を観たので、全くの手持ち無沙汰ではなかったのだが。

Friday, August 11, 2006

UK Terror Plot

今日、Heathrow発アメリカ行きの飛行機に液体の爆弾を持ち込んでテロを画策したテロリストが逮捕され、今Heathrowは大変なようだ。また、当然Heathrow行きのフライトがキャンセルされ、自分が知っている出張予定だったフランス法人の社長がCDGで足止めを食らっているようだ。今月末にアメリカへ出張予定だが、少し雲行きが怪しくなってきた。

Sunday, August 06, 2006

PowerBook G4 - その後(1)

その後PowerBook G4をいじり続けている。

左CtrlとCaps Lockをシステム設定から入れ替えたり、FireFoxを入れたり、一緒に買ってきたMighty Mouseを接続した。メモリは1.5GBなので、パフォーマンスには不満はない。しかし、今のところ和英混在の文章を入力する際に、いちいち日本語入力をON/OFFする必要があるというのが不満だ。だからATOKとかの3rdパーティー製の日本語入力ソフトウエアがMacでは根強い人気なのだろうか?

その他、Linux(というかEmacs)に慣れている身としては、Ctrl+AといったEmacs風のカーソル移動が多くのアプリケーションで使えるのはありがたい。でも頻繁にCtrl+\とかを間違えて押してしまうため、まだまだ慣れが必要だ。

Saturday, August 05, 2006

PowerBook G4

自分への誕生日プレゼントの続きで、PowerBook G4を今日買った。MacBookにしなかった理由は、どうも作りが安っぽかったのと、PowerPCのMacを確保しておきたかったからだ。これからいろいろ楽しめそうだ。

あっ、あとこの書き込みはPowerBook G4からだ。Windowsの時と比較して、Safariの場合は動作するJava Scriptの制限のせいか、フォントや大きさを変えるオプションが記事作成ページになかった。Windowsになれてきた身としては、これからいろいろな制限に悩まされると思うが、これも楽しみの一つだと思うことにしよう。

Monday, July 31, 2006

2本、2本、2本

何か良いアイデアはないかなあ。

Sunday, July 30, 2006

金の亡者

こんなニュースがあった。

村上被告側、起訴事実の一部否認を検討

この記事曰く、インサイダー取引を知った日付を2005年11月8日から2006年1月上旬にすることで、追徴金を減らそうとしているらしい。村上氏を最初に見たときは金の亡者だと思っていたのだが、逮捕時には容疑を素直に認め、残された社員を気遣う等の発言があったので、少しは人間的な部分もあるのか、と思ったが、結局は金の亡者だったということだろう。

個人的に、株取引は博打だと思う。過去の企業データや株価チャート、影響を及ぼす政治・経済の情勢を「分析」するのに頭を使い、トレーダーは株価が上昇するかを「予想」する。これは、競馬における、過去のレース結果や競走馬の血統、他の馬との兼ね合いや割り当てられたゲート、騎乗するジョッキーなどの情報を「分析」し、勝ち馬を「予想」するのと本質は同じだと思うからだ。私はこれらを行っている人たちを否定するつもりはないが、「株取引は競馬などの低俗な博打とは違う」と言ってのける人を軽蔑する。

Sunday, July 23, 2006

自分への誕生日プレゼント

今日は自分の誕生日ということで、妻の承認の元、買い物に秋葉原へ出かけた。もともとMacintoshを買うつもりでいたが、どうも買う直前になって買う気がうせてしまった。やはり同じスペックのWindows機と比較したときの費用対効果や、Windowsと比較したときの(特にフリー)ソフトウエアの少なさ、またロードマップを公開しないAppleの姿勢に疑問を感じたのが原因のようだ。
結局、SofmapでOlympusの14-54mの中古交換レンズを購入した。前から欲しかったのでよしとするか。

Windowsの環境移行

これまで3年以上ThinkPad X30を使い続けてきたが、 今回Windowsのメイン環境をPortege M200に移行することにした。一番苦労したのが、HandStory、TimeSync、WorldMateなどのPalm関連のこまごまとしたソフトウエアだったが、それほど苦労することなく移行することができた。あと、Palm Desktopの日本語表示について以下にメモ。

HKEY_CURRENT_USER\Software\U.S. Robotics\Pilot Desktop\CoreFontGeneral

の値を”MSGOTHIC.TTC”に変えるだけ


Saturday, July 22, 2006

YouTubeで遊ぶ

今日は、午後の暇な時間にYouTubeで遊んだ。World CupのZidaneのヘッドバットという最近のものから、同じくZidaneが3年前にChampions League決勝で決めた左足ボレーシュートなどを見た。いろいろなビデオが公開されており、暇な人が多いものだなあと感じた。

Identity Theft

最近大手量販店でシュレッダーを見る機会が多くなっていることに気づいた。英国滞在中は当たり前のように シュレッダーを使用しており、また政府機関がTVのCMでカードなどの明細をそのまま捨てないようにキャンペーンを行っていたほどだ。日本もそのような治安のレベルに近づいてきたとうことか。

Tuesday, July 18, 2006

まだ時差ボケ

まだ時差ボケです。今日は結局貫徹して会社へ。残業もそこそこに帰宅し、午後9時までには寝ようと思います。

Sunday, July 16, 2006

眠れません

Phoenixへの出張から昨日帰国しましたが、時差ぼけで眠れません。今、朝の7時です。月曜日が休日なので幸いですが、それでも何とか火曜日までには正常に戻さないと。

Friday, July 14, 2006

機内で観た映画

今回の出張では、以下の映画を観た。

・Kinky Boots(★★★★☆)
Northamptonの歴史ある靴工場が経営の危機に瀕し、ゲイ向けのブーツを
作るようになるという物語。いかにもイギリスらしい映画で、予想通りの展開
だったものの楽しむことができた。イギリスの映画は、ストーリー展開や映画
全体を占める雰囲気が独特だが、私はそれが好きだ。自分は英国駐在中に
何度かNorthamptonへ行ったことがあり、それがこの映画を楽しめる要素に
なったのかも。

Phoenix出張

今週は仕事でPhoenixへ出張している。とても暑いが、湿度が極めて低いので先日行ったインドよりは不快感が少ない。いろいろ忙しく、今は最終日のホテルでこのBlogを更新中。

この出張でいろいろ仕事が増えたのはつらいが、一方でやりがいのあることなので、帰国後はその仕事に一生懸命取り組もう。

Friday, July 07, 2006

Officeソフトウエアの標準化

ここで書いた件について動きがあった。

MS、OfficeでOpenDocumentをサポート

まあ、EU政府からの罰金など、相変わらず風当たりが強いため、とりあえず対応しましたという感じか。ただ、こういったコンバータの類は、互換性に難ありの場合が多く、この場合もそうなる可能性が高い(というか、この会社の製品は、自社製品同士の異なるバージョン間のファイル互換性・変換に問題がある)。ただし、BSDライセンスのオープンソースということなので、誰か優秀なボランティアが活躍して、質の高いコンバーターになることを祈るのみだ。

Thursday, July 06, 2006

中田氏

引退を表明して以来、これまで選手名として「中田」 と書いていたインターネット上の新聞記事が、急に「中田氏」と一個人的な表現を使うようになった。新聞上の敬称のあり/なしには、何か決まりがあるのだろうか?

Appleの戦略

こんな記事を見つけた。

「 ここまでやる」Appleの秘密主義

わかりきってはいたものの、これじゃあ企業での普及はあり得ないと再確認した。あと、エンドユーザや中間の販社が、すぐに廃れるものを買わされるというリスクがあることも再認識した。

Tuesday, July 04, 2006

Nakataの引退に考える職業意識

あっ、そう、という感じで驚かなかった。近年、過酷なスケジュールで試合をこなすフットボール選手の選手寿命が短くなっている。Nakataに対しては、まだできるという声があるが、Nakataに限らず、全体として年々この傾向は強まっていくだろう。

Nakataの場合は、所属するクラブで出場機会が少なかったので、上記のケースには完全に該当しないと思われるが、少しは影響していると思う。ただし、それ以上に難しいのが、「好き」なことを「職業」にした場合に、その「好き」という状態を維持できるかということである。いくら口では「この職業が好き」とはいえ、やはり「職業」にしたことから来るノルマやプレッシャーは避けられず、やがてそのモチベーションを維持できない場合がほとんどだと思う。一番幸せなケースは、ノルマやプレッシャーから来る緊張感を楽しむことができる性格で、なおかつ「好き」なことを「職業」にできることだと思うのだが。

自分の場合は、ノルマやプレッシャーから来る緊張感を楽しむことができる性格ではないので、一生上述したような理想的な状態にならないことを、社会人になった瞬間に悟った。

Winnyから考える「家電」としてのPC

こんな記事を見つけた。

Winny開発者、懲役1年の求刑 (ITmedia)

この話題を見た時にいつも論じられるのが、「ビデオの場合と同じで、違法コピーを行う人物が罰せられるべきであり、開発者は罰せられるべきではない」という意見だ。これはこれで正しいし、当然違法コピーやその他有害なものをWinnyを通じて公開している人物は厳罰に処せられるべきだと思う。ただし、Winnyの場合がビデオと違うのは:

(1)誰が最初に違法コピーしたファイルを公開したかを特定する術がなかった
(2)ウイルス感染でデータが流出したような、使用者が意図しないことに利用されてしまう

だと思う。(1)に関して、ビデオの場合は、コピーを作成して他人へ販売したりなど、違法行為を行った人物の犯罪意図や送付経路などから対象者を特定可能だが、Winnyの場合はそれが極めて難しい。

また、(2)を通して感じたのが、「PCは安全な家電ではない」ということだ。ネットへの接続があるため、旧来のテレビやビデオを引き合いに、「PCは家電ではない」というのは少々乱暴かもしれないが、あながち間違いでもないと思う。やはり「家電」というからには、特別なトレーニングを必要としない、子供から老人まで安全に使うことができることが必要だろうと思う。今回のWinnyの件や、Spamメール、ウイルスなどから、どう考えても現状は「PCは安全な家電ではない」といわざるを得ない。一方で将来的には、「PCは安全な家電」になるべきだと思う。さもないと、インターネットを利用したサービス自体がこれらの脅威のせいで衰退してしまう可能性があると思う。

Monday, July 03, 2006

相性 - France v.s. Brazil

フランスがブラジルを破り4強へ。この試合見て、「やはり相性というのはあるんだなあ」と思った。これまで、あれほどピッチを縦横無尽に活躍していたブラジルの選手が、今回に限ってはその影が見られなかった。もちろんビエラやマケレレがすごかったり、ロナウジーニョが本来のMFからFWのポジションだったりという要素があったものの、それも含めて「相性」だと思う。もう少しジダンのプレイが見られるのと、個人的にそれほどブラジルを応援していなかったので、今回はうれしい結果だった。代表復帰のときのように、ジダンには引退を撤回して欲しいのだが。

Sunday, July 02, 2006

しょっぱい - England v.s. Portugal

Rooneyの退場とか、その後のガチガチの守りとか、PK戦でのはずしっぷりとか、Englandが負けるときは、いつもしょっぱい試合ばかりだ。 いつものことだが、勝とうが負けようがEngland代表は煮え切らないという印象がある。原因は「国民性」なのだろうか?

Friday, June 30, 2006

あっ、あと

あっ、あと今日はその出張のせいで、午前様です(postの時間を御参照)。

風光明媚

今日は仕事で急に足柄方面へ出張することになった。駅としては御殿場線で谷峨駅へ。なぜこのような場所にあるかというと、計測のためには電波の干渉が全くない場所である必要があるからだ(その筋の人なら、ここまで言えばどこへ出張したか分かるはず)。御殿場線はJR東海が運用しており、Suicaが使えなかったのは不便だったが、到着後に見た風景はとても風光明媚だった。これが急な出張じゃあなかったらカメラを持っていったのに。

Saturday, June 24, 2006

面白写真








スタイルで駐車禁止?
意図が不明。

ホントかよ - Origami

Tablet PCやOrigamiといったデバイスに関しては、個人的には懐疑的なのだが、

Origamiのセカンドチャンスは冬に来る?

ホントかよ。

Friday, June 23, 2006

Portage M200用ドライブ

英国滞在時代にPortage M200を購入したが、いい加減環境がごちゃごちゃになってきたので、リカバリをすることにした。だが、このモデルには光学ドライブが内蔵されておらず、リカバリDVD-ROMが添付されている。ネットでいろいろ調べた結果、NovacのNV-ST3810XUを購入。何の問題もなくリカバリができた。USBバスパワーで動作するし、DVD Super Multiだし、これから重宝しそうだ。価格は\21,800だったが、たまりにたまったSofmapのポイントでまかなった。

Monday, June 19, 2006

今欲しいもの (2006年6月時点)

ボーナスも出たことだし、今欲しいものを列挙。

1. MacBook
ACアダプターの色とかのConsistencyを考えると白モデルがいいかも。

2. iPod
いい加減、今のiPod(第3世代)は古いし、バッテリーが弱ってきたので。

3. Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5
4. Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5
5. Sigma 30m F1.4

E-500で使うレンズ。特にまだリリースされていないSigmaの短焦点は興味津々。ただ、自分から人柱になる勇気はないので、正式リリースを待つ必要あり。

6. (何でもいいけど)Palm OSのPDA
今使っているTungsten T3のバッテリーがへたってきた。長年慣れ親しんだPalm OSでないと。

当然全部買うことはできないが、このうち一つでも妻の承認が取れればなあ。

Saturday, June 17, 2006

Cote d'Ivoire

今回のWorld Cupの中継を見て、コートジボアールがIvory Coastであることを初めて知った。「死のグループ」と言われたGroup Cだったが、最終的にはArgentinaとNetherlandsが勝ち上がり、Serbia and MontenegroとCote d'Ivoireが予選落ちという結果になった。個人的にはこの結果は順当だと思う。昔からオレンジ軍団が好きなので、グループ最終戦はArgentinaに勝ち、決勝トーナメント初戦は比較的楽な対戦になって欲しいものだ。

Thursday, June 15, 2006

ツエー - Spain v.s. Ukraine

Spain強すぎ、ていうかUkraine弱すぎかも。

Tuesday, June 13, 2006

Officeスイートのアップグレード

最近、Windows Vistaと同じくらいOffice 2007関連の記事が多い。 例えば以下。
個人的な意見になるが、Officeのアップグレードに関しては、サポートがなくなってしまうこと以外にアップグレードをする理由が見つけられなくなっている。事実、個人で使用しているPCでは、いまだにOffice 2000がインストールしてあり、会社で使っているOffice 2003と比較して機能的に何も困ることがない。自分は毎日のように仕事でOfficeを使用しており、ライトユーザではないという自負があり、その私がこう思っているのだから、アップグレードの必要性に関する思いは、大半のユーザが同じだと思われる。同じ事情は、OSについても言うことができる。ビデオ機能やゲームといった自分にとっては関係のない機能を除き、ことビジネス用途においては、具備されている機能および安定性という面で、Windows 2000で充分なのだ。

このまま、サポートの継続のみを盾にした「機能的に無意味なアップグレード」はいつまで続くのだろうか。OSやOfficeスイートの支配に支えられているあの会社のビジネスモデルがターニングポイントに差し掛かっているような気がしてならない。

残念 - Japan v.s. Australia

1対3で敗戦という非常に残念な結果になったが、後半の押されている展開およびカウンターでの決定機に決められなかったことを考えると仕方ないという感じか。ところで、今回のWorld Cupについて、周りの顔見知りの様子を見ると、過大に期待していると言わざるをえない。前回はベスト16だから今回はそれ以上、という期待が大きいのは分かるが、もう少し冷静に考えられないものか、と思う。

Sunday, June 11, 2006

グダグダ - England v.s. Paraguay

今回もっとも充実した中盤と個人的に思っているEngland。Beckham、Gerrard、Lampard、(Joe) Coleと豪華なメンバーなので、本当に期待していた。しかし、前半4分の相手のオウンゴール以降は鳴かず飛ばず。試合全体に緊張感がなく、グダグダ感が充満していた。もっとも、結果は1対0でEnglandが勝ち、結果としては満足なのだが。まあ、今日の動きの悪さは暑さが原因ということにして、今後調子を上げてくれる事を期待しよう。

Saturday, June 10, 2006

World Cupに見る日本のテレビ事情

World Cupが開幕した。 今テレビで開幕セレモニーを見て、間もなく始まる開幕戦を待っている。しかし、日本の芸能人を使ったテレビ中継には飽き飽きだ。フットボール好きの芸能人をキャスターにして、馬鹿騒ぎや的をはずしたコメントばかり。日本のバラエティ番組もそうだが、日本のテレビ番組のレベルは低すぎる。もう少し知りたい情報を的確に伝えるという本来の役割に徹して欲しいものだ。

Tuesday, June 06, 2006

機内で観た映画

今回のインド出張では、以下の映画を観た。

  • 明日の記憶 (★★★★☆)
    若年性アルツハイマーに見舞われた主役の渡辺謙と、それを支える妻の樋口可南子の物語。日本映画はハリウッド映画と違って特定のパターンがなく、先を読むことができないため、楽しむことができた。

  • Ultraviolet (★★★☆☆)
    主演のMilla JovovichとCGによる特殊効果しか期待していなかったため(別の言い方をすると、ストーリーには全く期待していなかった)、それほど落胆はしなかった。ストーリーは典型的なSFアクション。一度も彼女のインタビューを見たことがないため、人柄とかはわからないが、とにかく綺麗だった。
今回観た2つの映画は、両方ともそれなりに楽しむことができた。

インド出張

今回はインドに出張中で、ムンバイのホテルから更新中。滞在先はGrand Hyatt Mumbai。とてもゴージャスなホテルなのだが、どうしても「人工的」という感覚を持ってしまう。窓からはスラムが見え、カースト制度から受け継がれた社会の階層構造を垣間見ることができる。
街の雰囲気は、ひと・ヒト・人で、さすがは10億人の人口を抱える国だという印象だ。ただし、衛生状態は良くなく、歯を磨くときも含め、まだ一度も水道水を口にしていない。道路は雑多な感じで、ミラーがないため、クラクションを常に鳴らして車の存在を示すのが普通、また車線という感覚がなく、車同士が5センチ以内でサイドバイサイドというのも普通。こんな状態で運転するのは自分には不可能だ。「ところ変われば」とはよくいったものだ。

Saturday, June 03, 2006

トレーニング資料

今、製品トレーニングのための資料作成を担当している。プレゼンテーションのページ数としては約30ページ。その際に気をつけておきたいことをメモ。

  • 順番:当然ながら、説明する順番は基本→応用という流れで
  • レイアウトの統一:操作方法、スクリーンショット、詳細説明文章のページレイアウトを固定し、把握しやすく
  • 豊富なサンプル:機能の説明だけだと冗長になりがちなので、ユーザの用途にマッチしたサンプルを多用する
まあ、「これを守りさえすれば完璧」というものではないが、今回はこれらに気をつけて作成し、今後改定していけば良いか。

Wednesday, May 31, 2006

スペック主義からの脱却

今日は、海外の営業向けに新製品のプロトタイプを披露した。その際の製品説明のプレゼンテーションには:

  • 製品のスペック
  • 開発スケジュール
  • 目標価格
のみの表示で、

  • 製品企画/開発のきっかけとなった市場/ユーザからのニーズ、競合他社の分析といった背景
  • どのターゲット市場/ユーザに、どういうメッセージで売って欲しいか
といった内容が全く含まれていないことに気づいた。製品設計を担当していると、どうしてもスペック主義になってしまうきらいがあり、それがまだ抜けきれていないことに気づいた。まだまだ精進あるのみだ。

Sunday, May 28, 2006

タイムマネージメント

先日、友人との約束があったのだが、会社の業務の都合で行くことができなくなってしまった。そのときに友人が、「社会人なんだからタイムマネジメントくらいできないとねえ」 とえらそうに言った。各人の価値観が異なり、優先順位のつけ方が異なるということを無視して、こんなことを言うのは明らかに間違っている。自分の場合は、その友人との約束よりも、会社の仕事(というかその向こうにいる顧客)の優先度が高いということであり、それには「何週間も前から計画したのに直前になってキャンセルなんて、社会人としてタイムマネジメントができていない」といった言い分は関係ないのだ。あまりにも自己中心的というか、相手を理解しようという姿勢がないというか…こいつとの付き合い方を考え直す良いきっかけになった。昔はこんな奴じゃあなかったのに。

Friday, May 26, 2006

Wikiは時間のムダだ?

ITmediaに「Wikiは時間のムダだ」 という記事が載っていたので、読んでみた。冒頭に書いてあるサマリを引用すると以下。

  • Wikiがいかに素晴らしいかをやたらと聞かされるが、Wikiは一種のグループウエアに過ぎない--素晴らしいアイデアだが、ほとんどの人は使わない
非常にわかりにくい翻訳なので、このコラムを読解するのに苦労した。MediaWikiを認めつつも自分はNotesプログラマだったほどNotesが好きだとも書いていたり、最後にはコラボレーションのツールとしてLinuxの成功を引き合いにメーリングリストを勧めるなど、翻訳もそうだが内容自体が整理されていない感がある。

自分はPukiWikiを会社で使用しているが、個人メモのアーカイブ用途として非常に重宝している。理由は、使用するPC環境に依存せず、ブラウザで編集・閲覧・検索が可能という点だ。Blogを使わない理由は、Blogでは日付ごとに記入内容がシリアルに列挙されてしまい、トピックごとのサマリを作成するという自分の用途に向いていないからだ。

しかし、他の同僚にも勧めてみたものの、なかなか浸透せず、自分だけが使っているだけというのが実情だ。本当は同じプロジェクトに属する者すべてが利用し、進捗の確認や後の情報の再利用に使用できればと考えているのだが。だたし、これはWikiを使っているからではなく、そもそも自分の同僚はそういった情報整理の必要性を見出していないのだと思う。

つまり、WikiでもBlogでもNotesでもメーリングリストでも、それらはあくまでも「ツール」なのであって、コラボレーションの成功は「ユーザのやる気」が最重要だと思う。その前提のもと、ユーザの利用形態や前提知識にあわせてツールを選ぶというのがあるべきルートだと思う。よって、
上記サマリの「Wikiは素晴らしいアイデアだが、ほとんどの人は使わない」のくだりは飛躍しすぎで、その「ほとんどの人」は、WikiだろうがBlogだろうがNotesだろうがメーリングリストだろうが「使わない」のだと思う。

このコラムの問題点は、
「コラボレーションのツールとしてWikiは使えない」という論旨で書かれてしまっていることであり、あくまでも「Wikiを使う=コラボレーションの成功ではない」、というのが正しいと個人的に思う。

Thursday, May 25, 2006

通勤時間に読んでいる本

最近、妻の勧めでDan Brownの「Angels and Demons」を通勤時間に読んでいる。学生時代に素粒子物理を専攻していたので、CERNとかantimatterについて、抵抗無く理解できたのも相まって、非常に楽しんで読めている。

また、各章が短めなのも通勤の友にはもってこいだ。章が長くて途中で中断すると、気になってほかのことが手につかないこともあるし、何よりも章を終えて電車から下車できるという「きり」の良さが気にっている。これを読み終えたら、「The Da Vinci Code」も読んでみるか。

Saturday, May 20, 2006

MacBook-その後

MacBookの黒が欲しくてたまらない状態でWEBをいろいろ見てみると、ここにあるように、

  • 「なぜACアダプタやMini-DVI-Videoアダプタのようなアクセサリ類まで同色のオプションをそろえられなかったのかと、言いたくなるほどだ。」
あ、黒の場合はこういった制限があるのか。ちょっと黒を買うのをためらうようになってしまった。

Tuesday, May 16, 2006

MacBook発表

以前MacBookを待つかと書いたが、とうとう発表された。汚れて既に白くなくなっているiBookを散々見てきた自分としては、断然黒が好みなのだが。さて、今度実機を見てくるか。

Sunday, May 14, 2006

栄枯盛衰

ボーランドが正社員の約20%にあたる300人をリストラするようだ。

ZDNet Japanの記事

学生時代はTurbo Cでお世話になり、社会人になってからはJBuilderでお世話になったので、個人的には悲しいニュースだ。以前このエントリで書いた通り、結局ボーランドの開発環境やコンパイラといった技術は他社参入障壁にはならず、Microsoftが持つような絶対的なプロプラエタリや、Eclipseなどのフリーソフトウエアに飲み込まれてしまったということだろう。

Friday, May 12, 2006

とりあえずリンク

今日は、ネットを見ていて目に付いたサイトへのリンクを。

NAS自作キット
余ったHDDの再利用にはもってこいかも。こういったHDDケースはたくさんあるが、NASを使えるというのが便利そう。

GetUpEnglish
英語に関するTIPSを毎日掲載するBLOG。とても読みやすい内容や、「毎日日本時間の午前9時までに更新します」を継続しているプロ意識を感じることのできるBLOG。

Thursday, May 11, 2006

メモ: iPodバックアップ

最近、メインPCのOS再インストールあるいは買い替えを考えており、使用しているiPodのバックアップについて以下にメモ。

(1) PCから購入した曲も含め、全てをバックアップ・コピー
(2) 旧PC/OSで認証を解除
(3) 新PC/OSにバックアップファイルをコピー
(4) iTMSのアカウント情報を入力し、認証を行う

購入した曲は何台でもコピーすることは可能だが、5台まで認証することができるようだ。

ニュース報道のありかた

Boltonにレンタル移籍中の中田に関連して以下のようなニュースが5月9日にあった。

中田、1年で戦力外「プレミアでまたやりたい」 - ボルトン放出
(ZAKZAK)

英国時間の同日にはBoltonがJay-Jay Okochaとの契約を継続しないことを発表し、同時に中田獲得に乗り出した。朝日新聞でも以下のように扱われた。

ボルトン、完全移籍で中田英獲得の意向 (asahi.com)

まあ上のニュースはZAKZAKなので、ゴシップ記事が許されるとはいえ、事実を確認する前のこの断定報道はないだろう。こういった記事を担当している連中は、これでお金をもらっているというプロ意識があるのだろうか。

全体的に日本のニュースは「ワイドショー的」と言われるが、その通りだと思う。午後10時にテレビ朝日で放映されているニュース番組を帰国後初めて見たが、トップニュースが「頼みもしないデリバリーが数ヶ月間にもわたってほぼ毎日届けられるという嫌がらせがあり、原因が
近所同士の揉め事だった」というもの。「スクープ映像」として、その容疑者が路地で相手に向かって悪態をついている様子が面白おかしく放映されていた。仮にもプライムタイムのトップニュースがこんなニュースとは、低俗というか頭が悪いとしか言いようがない。これを機に、このニュース番組は一生見ないと決意した。

Wednesday, May 10, 2006

Macintosh購買欲

最近Macintoshを買うかどうかを迷っている。IntelベースのMacintoshになってスピードが向上し、またそのハードウエア・ソフトウエアのデザインが購買意欲をそそるのだ。昔のSONY製品にあったような、「所有する喜び」を感じる。その上、OS Xになり、Emacs等のUNIXアプリケーションが動作するというのが個人的にはもっとも大きな理由だ。

しかし、一部でアプリケーションの互換性(特にCPUに依存したシステム系のアプリケーション)に問題があるであるとか、価格が同程度のPCと比較して高価であるという理由で躊躇している。この記事にあるように、廉価なiBookのレンジの製品(MacBook?)が発売になってからもう一度考えようと思う。

Tuesday, May 09, 2006

とりあえずリンク

ぎっくり腰で寝ながらネットで発見したサイト。

GROKLAW

Sunday, May 07, 2006

標準化に関する考察

OpenOfficeで採用されているOpenDocument FormatがISO26300として承認された。現在、OpenOfficeやKOfficeなどで採用されており、今後は政府などの調達で必要条件として入る可能性がある。しかし、Microsoftは別の道としてOffice2007のフォーマットをOffice Open XML FormatsとしてECMAへ提出しようとしている

標準化に関しては、古くはVHS対βマックス、最近ではBlueRay対HD-DVDといった動画保存フォーマットをめぐる争いが有名だ。βマックスがVHSに結果として敗北したのは、SONY以外がVHSを採用し、さらにアダルトコンテンツを見方につけたからだと言われている。その真偽のほどはさておき、フォーマットの標準化については、
やはりコンテンツの有無が重要なのは言うまでもないだろう。

今回のオフィスファイルフォーマットを巡る争いにおいてコンテンツとは何かというと、「既存のファイル」だと思う。特に企業の場合は、これまで作成した無数の既存ファイルと互換性があるかどうかが鍵になる。そういった意味では、OpenDocument Formatの旗色が悪いように見えるが、質の高いコンバータ(および、コンバートしていることを意識させないUI)さえあれば、充分に対抗できると思う。ただし、先に述べたように、MicrosoftがECMAへフォーマットを提出しようとしていることから、Microsoftのフォーマット自体がプロプラエタリでは無くなり、誰もが使用可能になる可能性がある。そうなれば、OpenDocument Formatは尻すぼみになる可能性がある。しかし、標準として提出されたフォーマットに「独自のエクステンション」を実装することでプロプラエタリを確保する可能性もあるため、いずれにせよMicrosoftが近い将来にECMAへ提出するであろうフォーマットが骨抜きになるかどうかを見る必要がある。

Thursday, May 04, 2006

「みんな一緒」の休日

現在、ゴールデンウィーク真っ盛り。今日は東京に遊びに来ていた両親を鎌倉へ連れて行った。だが、ものすごい人手だった。行く場所すべてが人で一杯、食事をしようにもレストランは長蛇の列、江ノ電に至っては、長い列が50メートル程度続き、列車を何本か待たなければ乗車できないというありさまだった。おかげで今日は観光を楽しみに行ったのか、行列や人ごみを見に行ったのかが分からなかったくらいだ。

そもそも日本は、「社会民主主義」と呼ばれるように、賃金や教育をはじめ、一般的に格差が少なく、「平等」といった言葉や、もう少し平易な言い方をすると「みんな一緒」という状況を好む傾向がある。最近、「格差社会」などという言葉をマスコミがあおっているが、植民地支配や入植者受け入れに基づいた欧米諸国の格差に比べれば、かわいいものである。特に、私が住んでいた英国では、スポーツやエンターテイメントの世界を除き、「生まれた瞬間に貧富がほぼ決定される」という極端な格差社会だ。日本に関しては、休日の取得に至っても先に述べた「みんな一緒」であり、国民の休日を国民の大半が「みんな一緒」に過ごし、自分で計画したバカンスといった慣習は聞いたことがない。この事情が、今日の自分のような状況や、高速道路の何十キロにもなる渋滞、空港の混雑の原因になっていると思う。各自が日程を選択することができる休日取得のシステムができないかなあ、と思うのだが。

Tuesday, May 02, 2006

Snooker

英国にいた昨年までは、4月、5月というとSnookerの季節で、仕事から帰った後に自宅でBBCを観ていた。しかし今年は残念なことに、ネットで結果のみを確認する毎日であった(結果としてはGraeme Dottが優勝)。もう少しSnookerがメジャーになって、せめて有料衛星放送で観ることができて欲しい。

Origamiについてのメモ

時差ぼけで眠れなかったついでに、話題のOrigamiについて調べてみた。

  • ZDNetの記事
    TabletKioskというメーカが、プロトタイプが思ったよりうまくできず、出荷が遅れたとの記事。

  • TabletKiosk
    価格は、$899からスタートだそうだ。
あれ?日本では、PBJが同じ形で違う色のものを出しているのだが、出荷が遅れたとは?いずれにせよ、こういったデバイスが広くコンシューマに受け入れられるには、以下の克服が必須だろう。

  • バッテリ駆動時間
    PBJのデバイスは、なんとバッテリ駆動時間が2.5時間。これで「モバイル」とは呆れたもんだ。自分が考えるところの「モバイル」とは、携帯性の良さと長いバッテリ駆動時間の両立であって、単に小さいのは「モバイル」とは違うと思う。

  • 価格
    14"液晶付きの安いノートPCが$500で買える時代に、小さくてバッテリー駆動時間の短いデバイスに$899出すユーザはいないだろう。特にアメリカをはじめとした自動車で移動する国では、デバイスの小ささはそれほど大きな利点ではないのだ。電車通勤が一般的な日本の場合はというと、携帯電話の機能が拡充されているため、これを置き換えるものにはまずならないだろう。
Microsoftは、Origamiを「携帯電話以上ノートPC未満」と位置付けており、このスライドにあるとおり、医療機関やファクトリーオートメーションといったニッチな市場をターゲットとしているようだ。あとは、教育市場であるが、回答を選択するような単純なオペレーションならいざ知らす、字を書く場合、手のひらの側面を画面に接しながら書くという行為を行うため、タッチパネルを使用しているOrigamiは向いていないことがわかる。さもないと、いびつな姿勢で文字を書くことになってしまうからだ。やはりTablet PCで使用されているような電磁誘導方式の方が、こういった用途には向いていると思う。しかし、この記事によると、立命館小学校でOrigamiを使うことが決まっているようで、この記事には漢字演習のコンテンツが表示されている。「あーあ、やっちゃった」という感じだ。しかも、2.5時間のバッテリ駆動の製品を児童が学校・自宅の両方で使用するという無茶な企画。メーカの宣伝広告費でOrigamiが無償で寄付され、学校にとって無駄な出費がなかったと祈るばかりだ。

Monday, May 01, 2006

欧州観光の3大ガッカリ

アメリカ出張中に現地駐在の人と観光の話になったのだが、その際に「欧州観光の3大ガッカリ」について話をした。それらは:

  • アントワープの小便小僧
  • コペンハーゲンの人魚像
  • ローレライ
これらのうちで、上二つに行ったことがあるが、確かにコペンハーゲンの人魚像は「は?」という印象を持ったのは確かだ。小便小僧については、最初からあまり期待していなかったのと、近くに他の多くの見所があったので、それほどガッカリはしなかった。やはり、人魚像はコペンハーゲンのはずれにあり、行くまでに時間がかかるので、期待が膨らんでしまうのが「ガッカリ」の大きな原因だと思う。

時差ボケ

アメリカ出張から無事に帰国したのは良いのだが...眠れません。投稿時間を御参照。

Saturday, April 29, 2006

機内で観た映画

今回のアメリカ出張の機内で、以下の映画を観た。

  • 博士の愛した数式(★★★☆☆)
  • 80分しか記憶の持続しない数学博士が…というかなり強引な舞台設定を許せるならば楽しめる映画。ただし、下に挙げる2つの映画よりは「エンディングが読めない」という点で個人的には楽しむことができた。しかし、そのエンディングが尻切れトンボだったのも確か。

  • Rumor has it(★★☆☆☆)
  • 典型的なハリウッドラブコメディーで、見た瞬間に結論が分かってしまう。こういった典型的なハリウッドラブコメディがなくならない理由は、水戸黄門を観て喜ぶ日本の年配の方々のように、根強いファンがいるからなのだろう。

  • Memories of Geisha(★☆☆☆☆)
  • 第2次大戦前後の京都を舞台にした芸者のストーリーにも関わらず、出演者全員が英語を話すという、かなりムリヤリな時代考証を自分は受け入れることができなかった。音声吹き替えの映画は好きではないのだが、これは逆の意味で日本語音声吹き替えが欲しくなった。あと、主演のチャン・ツィーが「日本人」を演じているため、母国中国では上映禁止になったというミソがつき、個人的には中国への嫌悪感が増した映画。
というわけで、今回はあまり良い映画にめぐり合うことができませんでした。

アメリカ最終日

アメリカ滞在も今日で最終日。今回はネバダ(ラスベガス、リノ)、カリフォルニア(サンフランシスコ)を経験したが、それぞれに異なる雰囲気であった。ネバダはカジノなどの人工的な華々しさと乾燥した土地の対比が印象的だった。カリフォルニアは、太平洋沿いで比較的温暖な気候とチノパンとTシャツが似合う比較的のんびりした雰囲気が印象的だった。過去にバンクーバーへ何度か行ったことがあるが、サンフランシスコとの類似性を見つけることができた。ボルチモアやオーランドを訪れた過去の経験を踏まえると、やはりアメリカは「大きい」の一言に尽きると思う。月並みなのは分かっているが、逆に率直な印象だ。過去にヨーロッパに住んでおり、アメリカに対してはそれほど魅力を感じたことはないが、自分でここに住んでより多くの経験をするのも悪くはないと思うようになった。

Friday, April 28, 2006

今日はSan Francisco

今日は、RenoからSan Franciscoへ移動し、今はそこのホテルで更新中。Renoで会った顧客やディーラに喜んでもらうことができ、充実した出張になっている。しかし、これに甘んじることなく改善・進化あるのみだ。

Wednesday, April 26, 2006

ラスベガス

出張でラスベガスに来ている。ここは、良くも悪くもアメリカらしいと感じた。良い点としては、小奇麗な町並みや、様々な競争による充実した消費者サービスなどで、一方で悪い点としては、すべてが「人工的」で「あじ」や「人間味」がないのだ。まあ、アメリカ自体の国としての歴史の短さを考えれば、致し方ないと思う。それにしてもイタリアの宮殿やパリの町並みをコピーしたテーマパークで写真を楽しそうに撮影している人たちの気持ちがわからない。まあ、本人たちは楽しんでいるようなので、自分の趣向を押し付ける気はないが。

Thursday, April 20, 2006

旅費清算

こんなニュースがあった。

「日銀の出張、半数不正 11~1月、航空運賃が過大申告」

こういうニュースを聞くと、一般企業で働いているのが本当にバカらしく思えてくる。旅費の清算の厳格性は、社会人として当然だと思うのだが、その当然のことができていないということだ。この事件は、拡大解釈をすると、「業務上横領」であり、刑事事件だと個人的には思う。これは、額の大小に関わらず、社会人としてのモラルの問題だ。

ただ、自らの経験を踏まえた事実として、旅費清算時には、レシートをすべて持参して添付するといった手間がかかるのも事実だ。これをなくすためには、コーポレートカードを利用したり、旅券や新幹線の回数券を事前に受け取るようにして、出張者自らが清算させないようにするべきだと思う。

米国出張

イギリス駐在中に、ニューヨーク、ボルチモア、ワシントン、オーランドといったアメリカ東海岸は何度か出張で経験した。今回は、週末から初めて西海岸へ出張する。十派一絡げで「アメリカ」と呼ばれているが、人口や経済規模に関しては、アメリカ合衆国は国全体でヨーロッパ全体とほぼ等しいと言われている。よって、当然アメリカ国内で多様性が存在するはずだ。今回は、仕事以外ではこの点に主眼を置き、いろいろ経験できればと考えている。

Tuesday, April 18, 2006

電子書籍の可能性

ワールドビジネスサテライトで、本のビジネスの広がりが扱われていた。携帯電話での書籍やホテルのプールなどで使用可能な電子ブックなどだ。しかし、これら全てに共通するのが「タダ」 なのだ。携帯電話の場合は、1話目がタダで2冊目以降は有料、ホテルの場合は電子書籍はあくまでも「おまけ」で、これだけを目当てでこのホテルに宿泊する人は少ないだろう。つまり、電子書籍はコピーが「ダタ」であることを利用して、集客や以降の有料顧客を引くための手段として使用されている。
以前、「厚さ」のような触感を感じることができない電子書籍は、通常の書籍の置き換えにはならない、あるいはそういった趣向性が求められない雑誌や新聞で普及するかも、と書いたことがあるが、このような活用法があることを知らされた。

Saturday, April 15, 2006

行間を読む

俗に「行間を読む」 という言葉が使われるが、日本語・英語に関わらずこれは難しいと思う。
ただし、これまでの経験からすると、日本語の場合が「行間を読む」ことが多いような気がする。

Friday, April 07, 2006

飽和状態がもたらすもの - 続き

「飽和状態がもたらすもの」を前回書いた時に、「人間の脳が処理するべき情報や仕事に追いつかなかったら…」と書いた。再度この件について考えてみると、ITとは本来人間がやっていた単純作業を代行するという意味では、その飽和状態を回避するものとして存在している、という捉え方ができるだろう。例えば、昔はそろばんの伝票算のプロが手作業で行っていた会計処理は、会計ソフトウエアで一瞬だし、その他在庫・商品管理といった比較的単純なものから、WEBショッピングに至っては販売まで行ってくれる。こういった「ITによる代行作業」は広がりを見せており、Amazonをはじめとするメジャーなサイトでは、ユーザの履歴データに基づいて「おすすめ商品」まで表示してくれるようになっている。まるでお得意様へ商品を勧める、古き良き商店街の地域密着型の店のようだ。

しかし、これにも限界があるというのが私の個人的な意見だ。それを一言で言うと、「経験に基づいた直感、勘、感性に関わる事象をITで代行させるのは不可能」になるだろう。その際たる例が「無限に稼いでくれる自動株トレーディングソフトウエア」や「必ず売れる商品デザイン、絵画、音楽を自動で作成するソフトウエア」が存在しない、という事実だ。

とはいえ、これまで人間が行ってきたことの「ITによる代行作業」の領域は、これからも広がっていくだろう。

Wednesday, April 05, 2006

飽和状態がもたらすもの

「ビジネス成功の鍵はスピード」だといわれて久しいが、それを助長した要素がやはり広義の意味でのインフラの発達だと思う。昔は東海道線に揺られて宿泊しなければならなかった東京→大阪出張が、今では新幹線で日帰りがあたりまえ。昔はたまに喫茶店で休みながらのんびりと営業活動できたのが、今ではいつでも会社から携帯電話でフォローが入る。FAXでやり取りしていた情報は、電子メールで一瞬で送信。時差さえ気にしなければ海外とビデオ会議やSkypeで話し放題。などなど、休む暇なしで働きっぱなしだ。

こういったことを考えると、一人あたりが業務でさばく情報量や仕事量は、昔よりも増えているのは明らかだろう。しかし、最近人間の脳がそれについてこられなくなっているのではないか?と考えることがある。それが飽和状態に陥ったときには何が起きるのだろうか?これは、単に個人の仕事がさばけるかさばけないかというミクロな視点で述べているのではなく、世界のビジネス全体というマクロな視点にまで視野を広げると、非常に興味深い。

Monday, April 03, 2006

交渉の難しさ

相手先との交渉ほど難しいものは無い。なぜなら、最初からベストエフォートで譲歩できる内容を互いに提示できれば楽なのだが、 そうはいかず、結論に至るまでにさまざまな条件を考慮する必要があるからだ。また、複数のことを言うのにも、言う順番によっては相手に与える印象が違ったり、その結果交渉で得られる結果が大きく異なることがある。こればかりは「マニュアル」や「お勉強」ではどうにもならない、経験がものを言う分野だと思う。

そういった交渉に不可欠な豊富な経験の必要性や、当時は英語を話すことができる人口が少なかったという事実を踏まえ、過去には「商社」が間に入り、交渉を代行したり、リスクを肩代わりしたり、文化の違いを吸収してくれていたと思うのだが、最近はどうなのだろう?コスト至上主義による「中抜き」や英語人口が増加した今、商社の仕事は減っていく一方だと想像できる。その最たる例が、B2Bのeコマースによる部品の調達だ。

一時期、このB2Bのeコマースによる部品の安価な調達が流行したことがあった。しかし、本当のところはどうなのだろう。やはり、現場を見ないでスペックのみで調達というのは、リスクが大きいと思うし、自動車をはじめとする最近の製造業の品質を見ると、どうもうまくいっていないように思う。安易なeコマース利用によるコスト至上主義に、そろそろ「より戻し」が来るころだと思うのだが。

Saturday, April 01, 2006

アナログ v.s. デジタル

「なんでもデジタル化することで世の中が便利になる 」というのは現段階では妄想だと思う。今日、久しぶりにカラオケに行った時、曲を探すのが冊子ではなく、液晶付きペン端末になっていた。便利かと思いきや、一覧性が悪く、かえって目的の曲を見つけるのに時間が掛かる羽目に。また、冊子に指を挟んで複数のページを眺めながら曲を選んで…ということもできない。

あと、いわゆる電子ブック端末のモニター的なことを経験したが、先のカラオケの例のように、今の電子ブックは本の代わりにはなり得ないと感じた。理由は、「自分がどこまで読んだ」とか、「あと残りどの程度」というのを物理的に「厚さ」で感じられなかったからだ。また、電子ブックだと、分厚い本を読み終えたときの達成感とかも希薄なものになってしまうだろう。よって、今の電子ブックは、そういった触感的な要素があまり求められない新聞や雑誌といったコンテンツに目を向けるのが得策だと思う。


どうも年をとったせいか、保守的な意見になってしまったが、現状はデジタルとアナログは適材適所で使用され、アナログが全くなくなってしまう時代は当分こないように思う。例えば、保存スペースをとらないとか検索を主に使用するだとか、そういった用途にはデジタルでの保存が適しており、一方で、先にあげた本の例ような触感的な要素が多分にに含まれているものだとか、一つのものの中にある複数のページを頻繁に比較するといった操作を行うものについては、アナログの方が適していると思う。

現在でも紙の手帳やメモ帳が多く使用される理由は、メモの断片を継ぎはぎしたり、順番を並びかえたり、複数のページを自由に比較したりといった普段の操作をデジタルデバイスが提供できていないことに起因していると思われる。それはまさに、
デジタルを使用したときの大きなディスアドバンテージである、「結果を表示するための装置が必ず必要で、その面積が限られている」を説明する良い例だと思う。

逆の発想をすると、そのディスアドバンテージを克服できれば、ものすごい発明だと思う。それをかなえるのは電子ペーパーなのか?自分の知的好奇心を満たすために、自分が生きている間に実現してくれることを祈っている。

Sunday, March 26, 2006

「社内手続き」の「情報通」

自分が勤めている会社は、結構大きな組織なので、いわゆる「社内手続き」が多くある。その「社内手続き」を進めるためには、かなりのノウハウが必要で、「書類作成」、「根回し」、「その根回しに際してお伺いを立てる順番」など様々だ。自分は、次から次へと新しいことに挑戦したいと思っているので、自分の仕事はすべて後任に任せられるよう、Wiki等を使って残すようにしている。しかし、中にはこの「社内手続き」のノウハウを知っているということに存在意義や同僚との差別化を見出し、自ら次のステップへ踏み出さない悲しい人間がいる。そのうえ、そういった人間に限って「そんなことも知らないの?」と自分が知っている「社内手続き」のノウハウをひけらかしたりするし、後任に残すなんて作業はもってのほかだ。「根回し」に関わる部分を明文化して残すのが難しいのは理解するが、この向上心の無さは本当に困ったものだ。「情報通」といっても、こんな「情報通」にはなりたくないものだ。

Saturday, March 25, 2006

「違う」の意味

日本語で相手の意見に対して「それは違う」 と言う場合があるが、英語で関連する単語を並べると以下のようになる。
  1. different: 主に「価値観の違い」を意味しており、立場によっては相手が正しいこともある
  2. wrong: 例えば「人道的に正しくない」という意味であり、立場や価値観にあまり関わりがない
  3. incorrect: 理数系の問題のように必ず正解があり、「不正解」という意味になる
よって、日本語で「違う」というひとことで片付けられるものでも、様々な意味があることがわかる。英語で話すときは上記の区別に気をつけ、日本語で話すときも上記のうちどの場合かを充分に把握しないと、誤解の元となってしまう。

Friday, March 24, 2006

持つべきものは...

今日、客先で急にビデオ会議の動作確認を行う必要があったのだが、事前に準備しておらず、またオフィスにいる同僚は期末で大忙し。急遽、ベルリン支店に勤務している友人(ちなみにドイツ人)にSkypeを使ってお願いをした。ベルリン時間は朝の始業間際で、彼はそれほど忙しくなかったため、快諾してくれた。やはり持つべきものは友達である。

Thursday, March 23, 2006

増え続けるアカウント・パスワード

ネットを使っていて増え続けるのがアカウントとパスワードだ。 ダイアルアップを使っていた昔は、プロバイダへのログインアカウントとメール用のアカウントぐらいだったのだが、GmailやBlogといった「あっち側」へデータを保存するサービスや、ネットショッピングなどを利用することで、アカウントとパスワードが増えていく一方だ。私の場合は、職業柄あるいは好奇心を満たすために、多くのサービスを利用しているため、多くを管理するはめになっている。しかし、ほとんどのユーザも同様に、多かれ少なかれ複数のアカウントを管理しているだろう。今のところ、この煩雑さを解決するのは、多くのサービスを提供する一つのポータルサイトへコミットすることしかなさそうだが、何とかこのニーズを解決することができれば、大きな発明だと思う。即座に思いつくのは、カードの利用や生体認証なのだが。

Wednesday, March 22, 2006

他社参入障壁

他社参入障壁には、様々な要素がある。簡単に思いつくのは特許だったり 既存の販路のような人的ネットワークだったり、既に確立されたブランドイメージだったり。ただ、もう少し範囲を狭めてIT業界に目を向けると、一般的にパッケージソフトウエア業界はハードウエア業界よりも参入障壁が低いといえるだろう。なぜならソフトウエア開発は、5万円のPCと5万円のMicrosoft Studioがあれば誰でも開業できるのに対し、ハードウエアはそれなりの設備投資が必要だからだ。また、品質管理についても、ソフトウエアに対してハードウエアはロットごとのバラツキといった不確定要素が多く、開発終了後も製品の安定した品質確保のためにコストが掛かる。また、在庫・ロジスティックスなどを考え始めると、ソフトウエアビジネスと比較した場合のハードウエアビジネスの難しさが容易に想像できるだろう。

なぜ、こんなことを書いているかというと、自分はソフトウエア会社の中で稀なハードウエア関連部署に所属しているからだ。ソフトウエアビジネスに慣れきった社内の人間は、ハードウエアの障害が起きるたびに「ハードウエアなど止めてしまえ」と簡単に言うが、そんなに単純なものではないと思う。なぜなら、現在ハードウエアをやっているがゆえに競合他社の数は片手で足りる程度なのが、それがないとそれは一気に50以上になるからだ。

結論としては、他社参入障壁が比較的低いパッケージソフトウエア業界は、「熾烈な競争」を勝ち抜く必要があるといえるだろう。その最たる例が、最近ソフトウエア業界で言われている、「タダでも自社ソフトウエアを使ってもらうのが難しい」である。Yahoo、Google等が提供する無料サービスで、どれだけのソフトウエア会社が淘汰されただろう。特にGoogle Mapはものすごいインパクトだったに違いない。最初にあれを使ったときの衝撃は忘れられない。「なぜこれがタダなんだ」と。

Tuesday, March 21, 2006

Engrish.com

日本人が英語の発音でまず直面する問題は、"r"と"l" の区別である。それをもじったWebサイトが以下。

英語の誤解や誤植を笑い飛ばすというありがちなサイトだが、思わず笑ってしまう。

神さまと神社

井上宏夫の「神さまと神社 」を読んでいる。日本人は無宗教だと言われるように、クリスマスやハロウィンを祝う一方で、お盆には実家に帰り、年末年始には初詣に行く。また七五三や合格祈願、神前結婚式といった節目に神社が登場する。しかし、日本人の大半が、御手洗(みたらし)での手の洗い方や、お祈りをする際の作法を記憶していない。この状況を、筆者は冒頭で、「見えているようで目に見えず、知っているようで知らず、世話になっていないようで世話になっている」とは、うまく言ったものだ。

自己主張方法の違い

ちょうど先週の今日、アメリカからのお客さんの対応をして、製品概要説明を担当した。しかし、あまり受けが良くなかった。上司からは、「相手を見てプレゼンの方法を変えないと」と、ひとこと言われた。どうやらPolite過ぎたというのが理由のようだ。

よくよく考えてみると、他の人たちのプレゼンは、「オレがオレが」という内容ばかり。英国在勤時は、「Politeさからにじみ出る人間性や製品の良さ」という側面を評価されるケースが多かったが、それは(少なくとも当日会った)アメリカ人には通用しないということを痛感させられた。

一方で、自分のスタイルを貫くことができる人とそうでない人がいるのも確かだ。自分のスタイルを貫きとおせるかどうかは、職種や立場(プロバイダ/サプライヤ)に依存するという結論で良いのだろうか?うーん。難しい。

またまた午前様

このBlogのタイトルの通り 、またまた午前様だ。明日(というか今日)は休日だが、無駄に過ごさないよう、人生を楽しもう。

Sunday, March 19, 2006

ウェブ進化論

梅田望夫氏のウェブ進化論を読んだ。 「ロングテール現象」やWeb2.0に対する考え方など、多くのことを学ぶことができた。しかし、いわゆる「9.11」に対して日本のエスタブリッシュメント層の有識者が示した反応に失望し...「時間の使い方の優先順位を変える」、のくだりが、良くも悪くも本人が在住しているアメリカに影響されすぎていると感じた。まあ、自分は英国に3年半在住したため、少し欧州よりにバイアスされているだけかもしれないが。

全体的な印象としては、シリコンバレーで従事する日本人を増加させるためのNPO設立や、日本国内で彼が有望と感じた企業への参画など、「将来の日本を何とかしたい」という思いが伝わってくる。自分もそんな大志を抱いて毎日を過ごすことができればなあ、と羨ましく思った。

Saturday, March 18, 2006

Picasa

Bloggerを始めるにあたり、Picasaを使ってみた。
使ってみた感想として、以下に感心した。

  • ユーザに明示的に操作しているウインドウを意識させるために、アクティブなウインドウ以外に「もや」が掛かる
  • 画像のサムネイルサイズをスライドバーで変更できる
こんなツールがただで使えるとは、良い時代になったもんだ。

最初の投稿

今日からブログを開始。
自分のいろいろなメモとして活用予定。