Tuesday, April 18, 2006

電子書籍の可能性

ワールドビジネスサテライトで、本のビジネスの広がりが扱われていた。携帯電話での書籍やホテルのプールなどで使用可能な電子ブックなどだ。しかし、これら全てに共通するのが「タダ」 なのだ。携帯電話の場合は、1話目がタダで2冊目以降は有料、ホテルの場合は電子書籍はあくまでも「おまけ」で、これだけを目当てでこのホテルに宿泊する人は少ないだろう。つまり、電子書籍はコピーが「ダタ」であることを利用して、集客や以降の有料顧客を引くための手段として使用されている。
以前、「厚さ」のような触感を感じることができない電子書籍は、通常の書籍の置き換えにはならない、あるいはそういった趣向性が求められない雑誌や新聞で普及するかも、と書いたことがあるが、このような活用法があることを知らされた。

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