「ビジネス成功の鍵はスピード」だといわれて久しいが、それを助長した要素がやはり広義の意味でのインフラの発達だと思う。昔は東海道線に揺られて宿泊しなければならなかった東京→大阪出張が、今では新幹線で日帰りがあたりまえ。昔はたまに喫茶店で休みながらのんびりと営業活動できたのが、今ではいつでも会社から携帯電話でフォローが入る。FAXでやり取りしていた情報は、電子メールで一瞬で送信。時差さえ気にしなければ海外とビデオ会議やSkypeで話し放題。などなど、休む暇なしで働きっぱなしだ。
こういったことを考えると、一人あたりが業務でさばく情報量や仕事量は、昔よりも増えているのは明らかだろう。しかし、最近人間の脳がそれについてこられなくなっているのではないか?と考えることがある。それが飽和状態に陥ったときには何が起きるのだろうか?これは、単に個人の仕事がさばけるかさばけないかというミクロな視点で述べているのではなく、世界のビジネス全体というマクロな視点にまで視野を広げると、非常に興味深い。
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