Thursday, May 11, 2006

ニュース報道のありかた

Boltonにレンタル移籍中の中田に関連して以下のようなニュースが5月9日にあった。

中田、1年で戦力外「プレミアでまたやりたい」 - ボルトン放出
(ZAKZAK)

英国時間の同日にはBoltonがJay-Jay Okochaとの契約を継続しないことを発表し、同時に中田獲得に乗り出した。朝日新聞でも以下のように扱われた。

ボルトン、完全移籍で中田英獲得の意向 (asahi.com)

まあ上のニュースはZAKZAKなので、ゴシップ記事が許されるとはいえ、事実を確認する前のこの断定報道はないだろう。こういった記事を担当している連中は、これでお金をもらっているというプロ意識があるのだろうか。

全体的に日本のニュースは「ワイドショー的」と言われるが、その通りだと思う。午後10時にテレビ朝日で放映されているニュース番組を帰国後初めて見たが、トップニュースが「頼みもしないデリバリーが数ヶ月間にもわたってほぼ毎日届けられるという嫌がらせがあり、原因が
近所同士の揉め事だった」というもの。「スクープ映像」として、その容疑者が路地で相手に向かって悪態をついている様子が面白おかしく放映されていた。仮にもプライムタイムのトップニュースがこんなニュースとは、低俗というか頭が悪いとしか言いようがない。これを機に、このニュース番組は一生見ないと決意した。

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