Tuesday, March 21, 2006

神さまと神社

井上宏夫の「神さまと神社 」を読んでいる。日本人は無宗教だと言われるように、クリスマスやハロウィンを祝う一方で、お盆には実家に帰り、年末年始には初詣に行く。また七五三や合格祈願、神前結婚式といった節目に神社が登場する。しかし、日本人の大半が、御手洗(みたらし)での手の洗い方や、お祈りをする際の作法を記憶していない。この状況を、筆者は冒頭で、「見えているようで目に見えず、知っているようで知らず、世話になっていないようで世話になっている」とは、うまく言ったものだ。

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