「95 percent of all returned gadgets actually work, Americans don't read manuals」という記事を見つけた。タイトルだけを見ると笑えるのだが、本文中にあるように「マニュアルを読まないと使えない」という製品をユーザに強要するのは作り手としていかがなものか、というのもわかる。
ユーザとしての自分の経験としては、携帯電話のあの分厚いマニュアルは読む気も起こらない。
作り手側の経験として、ある製品のマニュアルを担当していた時代があったが、ユーザがまず読まないだろうなあ、という気持ちを持ちつつも、「製品検査部門からの強い指示」で詳細なマニュアルを作成していた。
まとめると、作り手側のマニュアルの存在意義としては、「ユーザへ手順を示す」という目的以外に「何か事故が起きたときの責任逃れ」というのがあり、一方でユーザにとってマニュアルは「邪魔なもの」といった感じだろう。
ここまで虐げられているマニュアルがかわいそうに思えてきた。
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